| 味噌作り
大寒波がやって来た初日、前日との気温差は約10度近く。
雪と凍った路面、冷え込んだ空気の中、輪島へと。
能登空港近くの輪島三井町洲衛にあるお米のまつもとさんで味噌作りを行うために。
私自身味噌作りは初めてのこと。
昨秋、初めてまつもとさんを知り合いに連れられて訪ねた時に、ちょうど1年前につくったという味噌をその知り合いが引き取っていました。そして私にもその味噌をわけてくれました。
自家製の無農薬青豆と、自然農法で作られて米から作った麹、そして天然塩が味噌作りの材料となります。
もう一つ欠かせないというのが、水だそうです。地下水の塩素消毒をされていないフレッシュな水。
これらの素材と、冬から春、夏、秋と流れる時間が、美味しい味噌を作りだします。
私たちが今日行う味噌づくりは、ほんの一部分だけ。
本当に味噌を作っていくのは素材と時間。私たちは待つだけ。
午前9時半頃にまつもとさんのところに到着すると、すでに大きな鍋が幾つもならんでいて、青豆を茹でていました。
約2時間ほど、茹でるとか。
このお豆を茹でている時間を利用して、お昼ご飯作りが始まります。
本日のメニューは、青豆から作る生絞り豆腐、おから、牡蠣の炭火焼、牡蠣の炊き込みご飯、7種ほどのお豆を使った豆おこわ、あいまぜ(輪島の郷土料理)、もち、あとは炭火の上で野菜を焼く。
味噌作りがメインなのか、食べるのがメインなのか、というほど食べ物がたくさんあり、たくさん食べました。
当ホームページを見て味噌作りに参加してくれた方や、見学に来た方も、驚きを隠せません。
素朴だけど、美味しい。何よりも素材の味が抜群においしく、それにつきるといった感じです。
食事の支度はかなり手間ひまと時間がかかります。
ある程度食べたところで、いよいよ味噌作りの開始。
茹でた青豆をザルにあけ、茹で汁はとっておきます。
ザルにあげた青豆を潰す機械のなかにいれ、ミンチ状のつぶれた状態で出て来た青豆を大きなたらいの中へ。
一人分出来上がり10キロほどなので、かなりの量です。
つぶれた青豆に塩と麹を加え、手で混ぜます。
そこからすくうように混ぜ、全体を均一にしていきます。
徐々に味噌らしく見えてきますが、味噌独特の臭いや色はありません。
それはこれから時間が作っていくもの。
十分に混ぜたら容器に移します。空気を抜きながら、きっちりと容器に入れて、とりあえず今日の作業は完了。
あとはまつもとさんのところに保管して頂き、一夏越えて、本当に完成。
本日行った作業は、豆を茹で、潰し、麹と塩を混ぜ、そして容器につめる。
至ってシンプルな作業でした。
が、しかし、今回私たちがした味噌作りはほんの一部。
お米から麹を作る作業、もっというならば、大豆やお米、塩をつくる過程があります。
食べ物は、本当に時間と手間がかかって出来ているものだなぁと、つくづく感じさせられる味噌作りでありました。
来秋、私の”手前味噌”が食べごろを迎えた時には、是非その味を賞味しにみなさんに来て頂きたいと思っています。
そして、この味噌作りは能登島のカフェでの毎年の恒例イベントになる予定です。
ということで、来年はより多くの人と共に味噌作りが出来ればなと思っています。
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