原料にハゼの実を使う和蝋燭は、仏教の普及とともに仏壇に使う灯りとして用いられました。当初、蝋燭は中国より輸入しており、舶来の貴重品でしたが、江戸時代になると黄櫨の輸入によりハゼの実の国内栽培が始まり、国産の蝋燭が生産されるようになりました。1650年頃七尾に「蝋燭座」が開かれている資料が残っています。天然の良港を持つ七尾市は、江戸時代、北前船の寄港地として栄え、七尾和蝋燭は、北前船に乗って九州や東北の各地にまで販売されていました。
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